外壁塗装をしたばかりなのに、数年後にはもう黒ずみや汚れが目立ってきた……そんな経験をされた方は少なくありません。
実は、塗膜(塗り替えた層)自体は傷んでいなくても、汚れは年々蓄積されていきます。
「塗料が長持ちすること」と「外壁が汚れにくいこと」は、塗装の世界では別の性能なのです。
今回ご紹介するのは、日本ペイントの無機系超低汚染コーティング剤「クリスタコート(CRYSTA-COAT)」です。
クリスタコートとは?「塗料」ではなく「コーティング剤」

クリスタコートは、外壁塗装の仕上げとして上塗り塗料の乾燥後に塗布する「コーティング剤」です。塗料そのものではなく、仕上がった塗膜の表面にさらに重ねる保護膜のようなもの、とイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。
通常の塗り替えはここで終わりますが、クリスタコートを最後の一工程として塗り重ねることで、塗料本来の耐候性(長持ちする力)をそのままに、汚れにくさだけを大幅に高めることができます。グランセラトップやパーフェクトトップSiなど、水性・溶剤問わず多くの上塗り塗料に対応しており、幅広い塗り替えプランに組み合わせることが可能です。
外壁塗装
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詳しく見る「長持ち」と「汚れにくい」は、実は別の性能です
塗装工事を検討するとき、多くの方が「長持ちする塗料を選べば汚れにくいはず」と考えます。これは半分正解で、半分は誤解です。
塗料の「長持ち」とは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化・剥がれるまでの時間のことで、専門用語では「耐候性」といいます。一方、「汚れにくさ」は「低汚染性」と呼ばれる別の性能で、どれだけ埃や排気ガス・藻などが付着しにくいかを指します。
耐候性の高い塗料を選んでも、低汚染性が不十分であれば、塗膜は健全なまま外観だけがどんどん汚れていきます。塗り替えから数年で外壁が黒ずんでしまうのは、まさにこの理由によるものです。クリスタコートはこの「低汚染性」に特化したコーティング剤として開発されており、塗り替え後の美観を長く維持するために作られた製品です。
クリスタコートが汚れを防ぐ仕組み——「撥水」ではなく「親水」という発想

クリスタコートの汚れを防ぐ仕組みを理解するには、「撥水(はっすい)」と「親水(しんすい)」の違いを知ることが大切です。
撥水とは、水をはじく性質のことです。一見きれいに聞こえますが、はじかれた水滴は外壁の上を転がりながら特定の流路を作り、そこに汚れを引き連れていくため、雨筋汚れ(たれたような黒いスジ)が発生しやすくなります。
クリスタコートが採用しているのは、その真逆の発想である「親水」です。塗膜表面の親水性(水が馴染みやすい性質)を高めることで、雨水が外壁全体に薄く均一に広がります。すると水滴が一点に集中することなく、表面に付着した汚れを雨のたびに均一に洗い流してくれるのです。交通量の多い国道沿いに2年間さらした試験でも、クリスタコートを塗布した面は汚れの付着が大幅に抑えられることが確認されています。
乾燥直後からこの効果が発揮されるため、施工当日から「汚れにくい外壁」がスタートします。
こんな方にとくにおすすめです
白・ベージュなど
淡い色で塗り替えたい方
淡い色は仕上がりが美しい反面、汚れが目立ちやすい弱点があります。クリスタコートを組み合わせることで、明るい外観を長く保つことができます。
✓ 淡彩色の汚れ対策に窓枠(サッシ)まわりの
黒ずみが気になる方
サッシ下は水が集まりやすく、黒ずみが発生しやすい箇所です。親水コーティングにより、汚れが雨水と一緒に流れ落ちやすくなります。
✓ サッシ下の汚れ対策に砂壁・凸凹のある
外壁を検討している方
表面の凹凸があると汚れが引っかかりやすくなります。クリスタコートはそうした塗面にもしっかり対応し、汚れの付着を抑えます。
✓ 凸凹塗面の汚れ対策に道路・畑が近くにある
環境にお住まいの方
排気ガス・砂埃・花粉など、外からの汚れが多い環境ほどクリスタコートの効果が際立ちます。汚れやすい立地こそ、導入の効果を実感しやすい製品です。
✓ 汚れやすい環境の対策にクリスタコートは、汚れにくさを最優先にしたい方すべてにおすすめできる製品ですが、とくに次のようなお悩みを持つ方に効果を実感していただきやすい製品です。
まず、白や薄いベージュなど淡い色(淡彩系)で塗り替えを検討している方です。淡い色は仕上がりが美しい反面、汚れが目立ちやすいという弱点があります。クリスタコートを組み合わせることで、その弱点を補いながら明るい外観を長く保てます。
次に、窓枠(サッシ)まわりの汚れが気になる方です。サッシ下は水が集まりやすく、汚れや黒ずみが発生しやすい箇所です。親水性のコーティングにより、この部分の汚れが流れ落ちやすくなります。
また、砂壁仕上げや骨材感のある凸凹した塗料で塗り替えを考えている方も対象です。表面に凹凸があると汚れが引っかかりやすくなりますが、クリスタコートはそうした塗面にも対応しています。
さらに、近くに幹線道路や畑・田んぼがある環境にお住まいの方も恩恵を受けやすいです。排気ガス・砂埃・花粉など、外からの汚れが多い環境ほどクリスタコートの効果が際立ちます。
施工10年後も効果が持続——日本ペイントの実証データ
クリスタコートの信頼性を裏付ける実証例があります。日本ペイントの旧神奈川営業所倉庫にて、施工から10年が経過した外壁を確認したところ、クリスタコートを塗布した箇所だけ周囲と比べて明らかに汚れの付着が少ない状態が続いていました。
10年という歳月は、塗り替えのサイクルとしても十分な長さです。その間ずっと効果が続いているという事実は、コーティング剤としての耐久性を示す有力な根拠といえます。
クリスタコートに関するよくある質問
上塗り塗料が乾燥した後に塗布します。水性・溶剤を問わず多くの上塗り塗料の上に適用可能で、グランセラトップやパーフェクトトップSi、オーデフレッシュSiなど幅広い製品に対応しています。
クリスタコートは無色透明のコーティング剤です。ただし、濃い色(濃彩色)の外壁に塗布する場合は、仕上がりが若干白っぽく見える可能性があります。濃い色への使用を検討される場合は、事前に施工店へご確認ください。
上塗り塗料の艶をそのまま残します。艶あり仕上げで塗り替えた場合はそのまま艶あり、艶消し仕上げの場合もそのままの質感を保ちます。
クリスタコート単体での耐用年数は設定されておらず、上塗り塗料と同じペースで劣化していきます。言いかえると、上塗り塗料が長持ちするほどクリスタコートの効果も長く続くということです。耐用年数20年のグランセラシリーズと組み合わせることで、より長期間の汚れにくさが期待できます。
次回の塗り替え時も通常の塗替え仕様がそのまま選べます。クリスタコートが下地になったとしても、通常通りの工程で塗り替えが可能ですのでご安心ください。
まとめ

クリスタコート(CRYSTA-COAT)は、「長持ち」と「汚れにくい」を同時に実現するために生まれた、日本ペイントの無機系超低汚染コーティング剤です。親水性の仕組みで雨水が汚れを洗い流し、施工10年後も効果が持続することが実証されています。汚れが気になる環境にお住まいの方、淡い色での塗り替えをご検討中の方にとって、通常の塗り替えに一工程加えるだけで得られる効果は大きいものがあります。外壁塗装をご検討の際は、塗料選びと併せてクリスタコートもぜひ選択肢に入れてみてください。
外壁屋根塗装専門店ヨシダは、三重県伊勢市を拠点に外壁・屋根塗装を専門に手がける塗装店です。クリスタコートをはじめ、日本ペイントの製品を豊富に取り扱っており、お客様の外壁環境やご要望に応じて最適な塗り替えプランをご提案いたします。
「塗り替えはしたいけれど、また数年で汚れてしまうのでは?」というお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ヨシダにご相談ください。無料お見積もりと無料ドローン点検を承っておりますので、まずは現状の確認からお気軽にお問い合わせください。
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